こんな課題はありませんか?

Case01 濃度

クーラント液の濃度を一定に保ちたいが、希釈が手作業で誤差があるため濃度が安定しない。

Case01 濃度
Case01 濃度

液量の確認から補充まで時間がかかるうえに、運搬やタンクへの補充作業の負荷が大きい。

Case01 濃度
Case01 濃度

クーラント液劣化の判断基準がないため、更油時期を決めにくい。

Case01 濃度

クーラントコントローラの特長

クーラントコントローラなら工作機械1台ごとの濃度管理が可能に。

濃度管理

指定したタイミングで工作機械のクーラント濃度を自動測定し、タンク内の濃度を指定した最適な濃度に補正します。
濃度管理を自動で行うことで品質の向上が見込めます。

液量管理

稼働中の工作機械のクーラント液量を常時測定し、クーラント液の消費を検出すると補給を行い、最適な液量を維持します。
液量管理を自動で行うことで生産効率の向上が見込めます。

pH監視(オプション追加機能)

pHを監視してクーラント液の劣化や更油の時期を判断できます。
濃度の測定結果と合わせてクーラント液の状態を正確に把握できます。

クーラントコントローラQ&A

複数の工作機械の濃度管理はできますか?
工作機械1台ごとにクーラントコントローラを設置する必要があります。
濃度の測定に誤差はありませんか?
使用中のクーラント液は異物と油分を除去して濃度測定するので、補正新液の生成濃度は正確です。
※新液のクーラント液は生成指示濃度に対し±1%以内で正確です。
導入するとどんな効果がありますか?
品質の向上、生産効率の向上、作業環境の改善の効果が実現します。

仕様

型式 FCM10
外径寸法 W600×D500×H1631(シグナルタワーを含まず)
製品重量 約200kg
塗装色 マンセル 2.5Y9/1
電源 三相200V 20A
混合槽容量/材質 10L/鉄
希釈濃度 0.5~10%
混合方式 原液と水を精密計量後、水に滴下
希釈液供給能力 10L/4min(サイクル)
原液吸入方法 ペール缶または一斗缶からポンプ吸引
液面管理 パルス式センサまたはフロートセンサ
pH監視 オプションで機能追加が可能
移送ポンプ制御 液面センサ制御
移送ポンプ エア駆動 ダイヤフラムポンプ
運転制御 タッチパネル一括モニタ・操作
設置場所 屋内 周囲温度0~40°、相対湿度85%以下

フロー図

クーラントコントローラ使用イメージ

メイン画面

メイン画面
  • 設定濃度をタッチパネルに入力すれば、自動で水と原液の計量を行います。
  • クーラント液の補充はタンク内が補給レベルに下がった場合のほか、マシン側の濃度が変動した場合でも、クーラント液を補充しながら濃度補正していきます。

濃度測定画面

濃度測定画面
  • 設定画面で選択した時間に濃度測定を行い、濃度を表示します。
  • 測定濃度は時系列で表示します。
  • 測定濃度はLANケーブル接続によるPCでの管理も可能です。