クーラント液自動希釈供給装置FAMシリーズが選ばれる理由
直感的な操作パネルを採用し、初めての方でもすぐに使いこなせます。設定もワンタッチで完了し、複雑な操作は不要です。
省エネルギーに配慮した設計で、電力消費を最小限に抑えつつ、効率的にクーラント液を供給します。長期間にわたる運用でもランニングコストが抑えられるため、企業のコスト削減に大きく貢献します。
クーラント液の濃度調整は、従来の手動作業では不正確さが生じがちです。FAMシリーズは自動で希釈を行い、常に最適なクーラント液を供給するため、手間がかかる作業を省略できます。
エジェクターを使用すると、クーラントの濃度にムラが出やすく、クーラント供給が不安定だと加工精度に影響が出ることがあります。FAMシリーズは、一定の濃度でクーラントを安定的に供給するため、製品の仕上がりが常に安定します。
クーラント液自動希釈供給装置の特徴
安定した濃度調整
エジェクターを使用せず、設定濃度±0.5%以内で正確なクーラント液を生成。水道水の温度や圧力、外気温などの影響を受けず、安定した濃度を保ちます。
高精度の撹拌と微粒子化
本装置内の撹拌プロペラにより、クーラント液がしっかりとミキシングされ、完全に微粒子化された高品質な液を作成します。
自動給油と液面監視
サブタンクで一旦貯蔵されたクーラント液は、機械側タンクの液面センサーにより自動的に給油され、人手による監視や運搬が不要です。
省スペース設計
FAMシリーズは50cm×60cmのコンパクトな設置スペースで対応可能。自動希釈製造に加え、半自動での液取り出しも可能です。
自動車部品メーカー様
導入事例
導入前は手作業でクーラントを調整していたため、作業効率の低下や製品のばらつきが問題となっていました。導入後は安定したクーラント供給により、加工精度が向上し、不良品が大幅に減少。さらに、作業員の手間も減り、年間コストが30%削減されました。
タッチパネルでわかりやすい動作状況と操作性
本機には4枚のパネルがセットされています。2枚目のパネル「ランプ」では、各機能の動作状況が一目で確認できます。
例えば、原液に関しては、計量が完了すると「計量完了」のランプが点灯します。また、「手動」モードでは、水色のボタンを押すことで原液ポンプを手動で操作できます。
こちらは3枚目のパネルで、「診断」画面が表示されます。自動運転中に「水道水圧低下」などの異常が発生した場合、自動的にアラーム画面に切り替わり、異常箇所が赤色で表示されます。
そのため、自動運転中に発生した異常内容が一目で確認でき、迅速に対応することが可能です。
クーラント液自動希釈供給装置導入までのステップ
01 無料相談
専門スタッフが貴社の現場に最適なプランを提案します。まずはお客様の状況をお聞きし、最適なソリューションを無料でご提案いたします。%削減されました。
02 お見積り
導入にかかる費用やコスト削減効果を具体的にご説明します。詳細な見積もりも迅速にご用意。
03 導入準備
現場の環境に合わせたセットアップを行い、導入後すぐに運用を開始できます。操作説明やスタッフへのトレーニングも含め、スムーズな導入をサポートします。
04 導入後サポート
導入後も、万全のサポート体制で、トラブルや不明点に迅速に対応します。定期的なメンテナンスやアップデートもご提供します。
クーラント液自動希釈供給装置FAMシリーズのよくある質問
- クーラント液の種類はどのようなものに対応していますか?
- 水溶性切削油・水溶性研削油・ダイキャストマシンの離型剤・防錆剤などに対応しており、 幅広い工場や業界でご利用いただけます。
- 導入にはどれくらいの時間がかかりますか?
- 現場の環境や規模によりますが、通常は数週間以内でセットアップが完了します。
- メンテナンスの頻度はどの程度ですか?
- メンテナンスはほとんど必要ありません。また、毎日の濃度測定も必要ありません。
システム図
配管概要図
クーラント液自動希釈供給装FAMシリーズの仕様
型式 | FAM10A | FAM20A | FAM50A |
---|---|---|---|
供給台数(目安) | 自動供給1〜15台 | 自動供給10〜30台 | 自動供給20〜50台 |
寸法(機械) | 幅500 奥行400 高さ1,250 | 幅500 奥行400 高さ1,250 | 幅650 奥行500 高さ1,350 |
電源 | AC200V(1kva) | AC200V(1kva) | AC200V(3kva) |
原液タンク | ドラム缶直結 | ドラム缶直結 | ドラム缶直結 |
混合比 | 0~20% | 0~20% | 0~20% |
適正水圧 | 0.15~0.4Mpa | 0.15~0.4Mpa | 0.15~0.4Mpa |
吐き出し流量 | 30~50L/min | 30~50L/min | 50~80L/min |
混合方式 | 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合 | 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合 | 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合 |
撹拌時間 | タイマーにより2分~6分間 | タイマーにより2分~6分間 | タイマーにより2分~5分間 |
水温、及び圧力による混合比の変化 | なし | なし | なし |
原液不足によるアラーム | あり(パトライト点灯、ブザー鳴) | あり(パトライト点灯、ブザー鳴) | あり(パトライト点灯、ブザー鳴) |
混合液製作能力 | 20L/5min(1サイクル) | 20L/5min(1サイクル) | 50L/5min(1サイクル) |
適合機械台数 | 1〜15台 | 10~25台 | 20~50台 |