正確な濃度で自動希釈
今まで液づくりに必要だった
人件費がゼロとなり
原液使用量を1/2に大幅削減

FAM50/20/10シリーズのクーラント液自動希釈供給装置は、クーラント管理を自動化し、作業効率と加工精度を向上。
自動で濃度調整を行い、安定したクーラント供給が可能なため、不良品の削減やコスト削減にも貢献。直感的な操作パネルで誰でも簡単に使用でき、省エネルギー設計によりランニングコストも抑えられます。

クーラント液自動希釈供給装置FAMシリーズが選ばれる理由

直感的な操作パネルを採用し、初めての方でもすぐに使いこなせます。設定もワンタッチで完了し、複雑な操作は不要です。

省エネルギーに配慮した設計で、電力消費を最小限に抑えつつ、効率的にクーラント液を供給します。長期間にわたる運用でもランニングコストが抑えられるため、企業のコスト削減に大きく貢献します。

クーラント液の濃度調整は、従来の手動作業では不正確さが生じがちです。FAMシリーズは自動で希釈を行い、常に最適なクーラント液を供給するため、手間がかかる作業を省略できます。

エジェクターを使用すると、クーラントの濃度にムラが出やすく、クーラント供給が不安定だと加工精度に影響が出ることがあります。FAMシリーズは、一定の濃度でクーラントを安定的に供給するため、製品の仕上がりが常に安定します。

クーラント液自動希釈供給装置の特徴

安定した濃度調整

エジェクターを使用せず、設定濃度±0.5%以内で正確なクーラント液を生成。水道水の温度や圧力、外気温などの影響を受けず、安定した濃度を保ちます。

高精度の撹拌と微粒子化

本装置内の撹拌プロペラにより、クーラント液がしっかりとミキシングされ、完全に微粒子化された高品質な液を作成します。

自動給油と液面監視

サブタンクで一旦貯蔵されたクーラント液は、機械側タンクの液面センサーにより自動的に給油され、人手による監視や運搬が不要です。

省スペース設計

FAMシリーズは50cm×60cmのコンパクトな設置スペースで対応可能。自動希釈製造に加え、半自動での液取り出しも可能です。

自動車部品メーカー様
導入事例

導入前は手作業でクーラントを調整していたため、作業効率の低下や製品のばらつきが問題となっていました。導入後は安定したクーラント供給により、加工精度が向上し、不良品が大幅に減少。さらに、作業員の手間も減り、年間コストが30%削減されました。

タッチパネルでわかりやすい動作状況と操作性

本機には4枚のパネルがセットされています。2枚目のパネル「ランプ」では、各機能の動作状況が一目で確認できます。
例えば、原液に関しては、計量が完了すると「計量完了」のランプが点灯します。また、「手動」モードでは、水色のボタンを押すことで原液ポンプを手動で操作できます。

こちらは3枚目のパネルで、「診断」画面が表示されます。自動運転中に「水道水圧低下」などの異常が発生した場合、自動的にアラーム画面に切り替わり、異常箇所が赤色で表示されます。
そのため、自動運転中に発生した異常内容が一目で確認でき、迅速に対応することが可能です。

クーラント液自動希釈供給装置導入までのステップ

01 無料相談

専門スタッフが貴社の現場に最適なプランを提案します。まずはお客様の状況をお聞きし、最適なソリューションを無料でご提案いたします。%削減されました。

02 お見積り

導入にかかる費用やコスト削減効果を具体的にご説明します。詳細な見積もりも迅速にご用意。

03 導入準備

現場の環境に合わせたセットアップを行い、導入後すぐに運用を開始できます。操作説明やスタッフへのトレーニングも含め、スムーズな導入をサポートします。

04 導入後サポート

導入後も、万全のサポート体制で、トラブルや不明点に迅速に対応します。定期的なメンテナンスやアップデートもご提供します。

クーラント液自動希釈供給装置FAMシリーズのよくある質問

クーラント液の種類はどのようなものに対応していますか?
水溶性切削油・水溶性研削油・ダイキャストマシンの離型剤・防錆剤などに対応しており、 幅広い工場や業界でご利用いただけます。
導入にはどれくらいの時間がかかりますか?
現場の環境や規模によりますが、通常は数週間以内でセットアップが完了します。
メンテナンスの頻度はどの程度ですか?
メンテナンスはほとんど必要ありません。また、毎日の濃度測定も必要ありません。

システム図

配管概要図

クーラント液自動希釈供給装FAMシリーズの仕様

型式 FAM10A FAM20A FAM50A
供給台数(目安) 自動供給1〜15台 自動供給10〜30台 自動供給20〜50台
寸法(機械) 幅500 奥行400 高さ1,250 幅500 奥行400 高さ1,250 幅650 奥行500 高さ1,350
電源 AC200V(1kva) AC200V(1kva) AC200V(3kva)
原液タンク ドラム缶直結 ドラム缶直結 ドラム缶直結
混合比 0~20% 0~20% 0~20%
適正水圧 0.15~0.4Mpa 0.15~0.4Mpa 0.15~0.4Mpa
吐き出し流量 30~50L/min 30~50L/min 50~80L/min
混合方式 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合 水道水に原液を滴下しながら攪拌羽根で混合
撹拌時間 タイマーにより2分~6分間 タイマーにより2分~6分間 タイマーにより2分~5分間
水温、及び圧力による混合比の変化 なし なし なし
原液不足によるアラーム あり(パトライト点灯、ブザー鳴) あり(パトライト点灯、ブザー鳴) あり(パトライト点灯、ブザー鳴)
混合液製作能力 20L/5min(1サイクル) 20L/5min(1サイクル) 50L/5min(1サイクル)
適合機械台数 1〜15台 10~25台 20~50台