クーラント液自動希釈供給装置QSCS20-Bが選ばれる理由


初めての方でもすぐに使いこなせます。設定もワンタッチで完了し、複雑な操作は不要です。


省エネルギーに配慮した設計で、電力消費を最小限に抑えつつ、効率的にクーラント液を供給します。長期間にわたる運用でもランニングコストが抑えられるため、企業のコスト削減に大きく貢献します。


クーラント液の濃度調整は、従来の手動作業では不正確さが生じがちです。QSCS20-Bは濃度のばらつきがないため、日常の濃度測定も必要ありません。


エジェクターを使用すると、クーラントの濃度にムラが出やすく、クーラント濃度が不安定だと加工精度に影響が出ることがあります。QSCS20-Bは、一定の濃度でクーラントを安定的に供給するため、製品の仕上がりが常に安定します。
クーラント液自動希釈供給装置の特徴
原液使用量を即座に1/2削減
水の蒸発を考慮した濃度設定により、原液の使用量をすぐに50%削減可能です。これにより、クーラント液の効率的な使用が可能となり、コスト削減に直接貢献します。
水道水・工業用水に対応
一般的な水道水はもちろん、工業用水にも対応しており、現場の水源に制約されることなく柔軟に利用できます。これにより、導入時の負担を最小限に抑えることができます。
希望濃度±0.5%の高精度混合
濃度調整は、ハンドルを回すだけで希望する濃度±0.5%の混合液が正確に生成されます。煩わしい調整作業が不要で、信頼性の高いクーラント液を常に供給可能です。
完全無人自動運転対応
配管やタンクにはセンサーを搭載し、完全無人の自動運転を実現。人手をかけずに安定した供給が可能となり、業務効率の向上に貢献します。
切削液自動希釈装置で
月間コストを半減
A社では、工作機械65台を使用し自動車部品を製造。切削液の原液消費は月3本で、年間360万円の経費がかかっていました。しかし、濃度管理が不安定で原液のロスが多発。そこで、当社の切削液自動希釈装置を導入し、濃度を安定させることで、原液使用量を月1.5本に削減。年間180万円のコスト削減に成功しました。
クーラント液自動希釈供給装置の導入で得られるメリット

原液使用量がドラム缶36本から
18本に減った!


原価を年間50%
削減することができた!

切削機械の刃物のもちが
よくなった


工具の費用を年間20%
削減することができた!

切削液の自動希釈をさらに進め液の自動希釈はもちろんのこと、工作機械タンク迄配管して待望の無人自動供給を行います。ここまでやれば工作機械への自動希釈供給が完成し完全無人化となります。
無人供給といっても大きな費用をかけて工事を行うのではなく、あくまでもローコストでたどることができます。
クーラント液自動希釈供給装置導入までのステップ
01 無料相談
専門スタッフが貴社の現場に最適なプランを提案します。まずはお客様の状況をお聞きし、最適なソリューションを無料でご提案いたします。%削減されました。
02 お見積り
導入にかかる費用やコスト削減効果を具体的にご説明します。詳細な見積もりも迅速にご用意。
03 導入準備
現場の環境に合わせたセットアップを行い、導入後すぐに運用を開始できます。操作説明やスタッフへのトレーニングも含め、スムーズな導入をサポートします。
04 導入後サポート
導入後も、万全のサポート体制で、トラブルや不明点に迅速に対応します。定期的なメンテナンスやアップデートもご提供します。
クーラント液自動希釈供給装置QSCS20-Bのよくある質問
- 出来あがった切削液の濃度にバラつきはありませんか?
- ありません。一般的なエジェクター式では水道水の圧力や温度の変化、原液の粘度によって濃度が安定しないことが多いですが、クーラントサプライでは水と原液を正確に計測してから混合するため、濃度が安定しています。
- なぜ原液の消費量が半分になるのですか?
- 常に一定の濃度で切削液を作成できるためです。加工中に蒸発や付着により濃度が自然と上がるため、初期設定を低めにすることで結果的に必要な原液量を半減できます。
- こちらの機器のメリットは何ですか?
- 自動で安定した切削液を作成し、原液の消費を50%削減できるほか、工具のコストも削減可能です。
設置もコンパクトで、誰が操作しても品質が一定であるため、作業効率が向上します。
システム図

配管概要図

クーラント液自動希釈供給装QSCS20-Bの仕様
型式 | QSCS-20A | QSCS-20B |
---|---|---|
寸法(重量) | 幅350×奥行350×高さ1250(mm)(50kg) | 幅350×奥行350×高さ1250(mm)(50kg) |
使用電源 | AC100V(1kw) | AC100V(1kw) |
原液タンク | ドラム缶又はペール缶からポンプで吸引 | ドラム缶又はペール缶からポンプで吸引 |
混合比 | 0~15% | 0~15% |
適正水圧(工水可) | 0.15~0.35Mpa | 0.15~0.35Mpa |
吐き出し流量 | 20L/2min 〈1サイクル〉 | 20L/2min 〈1サイクル〉 |
混合方式 | 水道水に原液を滴下しながら撹拌羽根で混合 | 水道水に原液を滴下しながら撹拌羽根で混合 |
撹拌時間 | 2分間 | 2分間 |
水温、気温、水道圧力、原液粘度による濃度変化 | 無(PLC使用) | 無(PLC使用) |
原液不足によるアラーム | 有(パトライト点灯) | 有(パトライト点灯) |
自動注水の計測方法 | フロートスイッチ式 | フロートスイッチ式 |
原液の計測方法 | フロートスイッチ式 | フロートスイッチ式 |
ブザー又はスピーカー | オプション | オプション |
ドラム缶2本自動切換 | オプション | オプション |
サブタンク(ポンプ付) | なし | あり |